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ビットコインの買い方は、「口座開設→日本円の入金→購入」の3ステップで完結します。スマホだけで手続きでき、最短即日、500円程度の少額から始められます(2026年7月時点)。難しいのは操作ではなく、「どの会社を選ぶか」と「買った後にどう付き合うか」です。
この記事でわかること
- 口座開設から購入までの具体的な手順と、初心者向けの取引所の選び方
- 販売所と取引所の使い分け・入金手数料など、知らないと損するポイント
- 実際にビットコインを保有する上場企業の知見に基づく、買った後の管理方法と注意点
ビットコインの買い方は3ステップ【口座開設→入金→購入】
全体像を最初に示します。手続きの本体は「口座開設→入金→購入」の3つですが、初心者の失敗の大半は「どの会社で口座を作るか」で決まるため、本記事では会社選びを独立させた4ステップで解説します。
| ステップ | やること | 所要時間 |
|---|---|---|
| Step1 | 暗号資産取引所で口座を開設する(本人確認までスマホ完結) | 約10〜15分+審査(最短即日) |
| Step2 | 初心者向けの取引所を選ぶ(金融庁登録業者から) | 数分(Step1の前に検討してもOK) |
| Step3 | 日本円を入金する | 数分〜 |
| Step4 | ビットコインを購入する | 数分 |
株式投資と違い証券会社の営業時間を気にする必要はなく、24時間365日いつでも売買できます。以下、各ステップを順に解説します。
【事前知識】ビットコインは500円程度の少額から買える
手順の前に、最大の誤解を解いておきます。ビットコインの価格は2026年7月上旬時点で1BTC=約1,000万円ですが、1枚単位で買う必要はありません。小数点以下8桁(最小単位satoshi)まで分割できるため、国内取引所では1円〜500円程度から購入できます(2026年7月時点)。
「1,000万円は用意できない」ではなく「まず500円で試す」が正しいスタート地点です。最低購入額の仕組みと金額別の早見表はビットコインはいくらから買えるかの少額投資ガイドで詳しく解説しています。
Step1. 仮想通貨取引所で口座を開設する(最短即日)
口座開設の流れは主要各社ほぼ共通です。
- 公式サイトまたはアプリでメールアドレスを登録
- 氏名・住所・職業・投資経験などを入力: 金融機関共通の確認事項です
- 本人確認: 運転免許証またはマイナンバーカードをスマホで撮影し、続けて自分の顔を撮影する「かんたん本人確認」方式なら、郵送なしで完結します
- 審査完了を待つ: 最短で当日〜翌営業日に取引を開始できます
必要なものは「本人確認書類・メールアドレス・銀行口座」の3つだけです。口座開設料・維持費は主要各社とも無料なので、気軽に作って問題ありません。
開設できたら、取引を始める前に2段階認証の設定を必ず済ませてください。ログインパスワードに加えてスマホアプリで生成される確認コードを要求する仕組みで、不正ログイン対策の基本です。
口座開設でつまずきやすいポイント
- 本人確認書類の撮影不備:差し戻しの最多原因です。ピントのぼけ・光の反射・四隅の見切れに注意し、明るい場所で撮り直せばほぼ解決します
- 入力情報と書類の不一致:引っ越し後に住所変更していない免許証などは、記載どおりに入力するか、変更手続き後に申し込みます
- 審査に落ちることもある:年齢条件(20歳以上、会社により18歳以上)や申込情報の不備などで承認されない場合があります。理由は開示されないことが多いですが、複数社に申し込めるので、1社で止まっても他社で開設できるケースは珍しくありません
Step2. 初心者向けの取引所の選び方|金融庁登録業者から選ぶ
会社選びで押さえるべき条件は3つです。
- 金融庁登録業者であること(絶対条件):暗号資産交換業は登録制で、2026年4月30日現在27業者が登録されています。登録業者には顧客資産の分別管理やコールドウォレット管理(後述)が義務付けられています。SNSなどで勧誘される無登録の海外業者は、この保護の外側にあります
- 手数料の「合計」で比べること:取引手数料だけでなく、販売所のスプレッド(実質コスト)・入出金手数料・送金手数料まで含めて比較します
- 自分の使い方に合うこと:少額で試したいのか、積立をしたいのか、アプリの簡単さ優先なのかで最適解は変わります
主要4社(Coincheck・bitFlyer・GMOコイン・SBI VCトレード、いずれも金融庁登録業者)の手数料・最低購入額・積立対応を一次情報で検証した比較は、初心者向け仮想通貨取引所おすすめ比較ランキングにまとめています。会社選びに迷ったらまずこちらをご覧ください。
Step3. 日本円を入金する|入金方法と手数料の違い
口座ができたら日本円を入金します。主な方法は3つで、手数料が大きく違います(2026年7月7日時点、各社公式サイトより)。
| 入金方法 | 特徴 | 手数料の目安 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | どの会社でも利用可 | 取引所側は無料が多い(銀行の振込手数料は自己負担) |
| クイック入金(ネットバンキング連携) | 即時反映・24時間 | 無料の会社と有料の会社がある(例: Coincheckは770円〜) |
| コンビニ入金 | 現金で入金可 | 割高(例: Coincheckは770円〜) |
GMOコインとSBI VCトレードは日本円の入出金が無料、Coincheckは銀行振込入金が無料(出金は407円)、bitFlyerは方法・出金先により有料です(同時点)。「提携ネット銀行からのクイック入金」か「振込手数料無料枠のある銀行からの振込」を使えば、入金コストはほぼゼロにできます。
入金で失敗しないための2つの注意
- 必ず本人名義の銀行口座から入金する:家族名義など本人以外の名義からの入金は受け付けられず、組み戻し(返金手続き)に手数料と日数がかかります。これは資金決済法・犯罪収益移転防止法に基づく全社共通のルールです
- 振込名義に指定コードが必要な会社がある:「ユーザーID+氏名」のような指定形式で振り込まないと反映が遅れる場合があります。入金画面の案内をそのまま使いましょう
最初の入金額は「失っても生活も気分も揺らがない金額」(例: 1,000円〜1万円)にしてください。理由は注意点の章で説明します。
Step4. ビットコインを購入する|販売所と取引所の使い分けに注意
入金が反映されたら、いよいよ購入です。ここで初心者が最初につまずくのが、アプリ内に**「販売所」と「取引所」という2つの売り場**があることです。
- 販売所: 運営会社から直接買う方式。「1,000円分買う」と入力してボタンを押すだけで確実に約定します。ただしスプレッド(買値と売値の差=見えない実質コスト)が高め(例: Coincheckは0.1〜5.0%と公式開示)
- 取引所(板取引): ユーザー同士で売買する方式。コストは数十分の一ですが、板の見方と注文方法の理解が必要で、最小数量も大きめです
初回の少額購入は販売所で構いません。操作の簡単さがつまずき防止に勝ります。金額が月1万円を超えてきたら、取引所形式を覚えてコストを下げるのが定石です。両者のコスト差の具体的な計算例は販売所と取引所の違いの解説記事で解説しています。
購入手順自体は簡単です:「ビットコイン(BTC)を選ぶ→金額(または数量)を入力→表示されたレートを確認→購入を確定」。これであなたもビットコイン保有者です。
購入後に確認しておくこと
購入が完了したら、資産一覧画面で「保有BTC数量」と「平均取得単価(いくらで買ったか)」を確認しておきましょう。この2つを把握しておくと、後で損益や税金の計算をするときの起点になります。取引履歴はアプリからいつでもCSVでダウンロードできるので、場所だけ覚えておけば十分です。
買ったビットコインはどう管理する?【BTC保有企業の実践知】
当メディアを運営するリミックスポイントは、財務戦略としてビットコインを保有する東証上場企業です(2026年7月時点で1,491BTC等を保有・適時開示済み)。企業として資産を守る立場から、管理の考え方をお伝えします。
企業がやっていること: 上場企業のビットコイン管理では、「秘密鍵(資産を動かすための鍵情報)を1人が触れない体制」が大原則です。専門のカストディ(保管)サービスやコールドウォレット(インターネットから切り離した保管)を使い、複数人の承認がないと動かせない仕組みにしています。
個人はどうすべきか: この原則を個人向けに翻訳すると、次のようになります。
- 少額のうちは、金融庁登録業者に預けたままで現実解です。登録業者は顧客資産の分別管理と原則コールドウォレット管理が法律で義務付けられており(2020年施行の改正資金決済法)、個人が下手に自己管理するより安全なことも多いです
- 自分のアカウント側の防御は自分の責任です。2段階認証・使い回さないパスワード・フィッシング詐欺への警戒は必須です
- 資産が大きくなったら、自己管理型のハードウェアウォレットや複数社への分散を検討します。ただし自己管理は「リカバリーフレーズ(復元用の合言葉)を失うと誰にも復旧できない」という別のリスクを背負うことも理解してください
なお、企業がどれだけのビットコインをどう保有しているかは公開情報で確認できます。日本・海外の上場企業のBTC保有量・株価をリアルタイムで一覧できるDAT企業ダッシュボードや、企業がビットコインを保有する仕組みの解説(DAT企業とは)も参考にしてください。
初めてビットコインを買うときの注意点5つ
- 生活資金を入れない:ビットコインは2026年1月の最高値(約1,800万円台)から7月に約1,000万円前後まで下落した実績が示すとおり、短期間で大きく動きます。「なくなっても生活が揺らがない余剰資金」が大前提です
- レバレッジ取引に近づかない:預けた資金以上の損失があり得る唯一の取引方法です(国内の個人向けは最大2倍に規制)。初心者は現物取引だけを使ってください
- 販売所のスプレッドを理解してから買う:「手数料無料」表示でも実質コストはかかっています(Step4参照)
- SNSの勧誘・無登録業者・偽アプリを疑う:「必ず儲かる」「限定案件」は詐欺の定型句です。アプリは必ず公式サイト経由でダウンロードし、金融庁の登録一覧にない業者は使わないでください
- 送金時のアドレス間違いに注意:暗号資産の送金は原則取り消せません。取引所間で送金する際は、少額のテスト送金をしてから本送金するのが企業実務でも使われる基本動作です
そもそものリスク(価格変動・税金・ハッキング)を体系的に知りたい方は、ビットコインはやめとけと言われる理由の検証記事で誠実に検証しています。買う前に一読をおすすめします。
買った後にやること|積立設定・価格チェック・税金の基礎
買って終わりではありません。3つだけ、最初に整えておきましょう。
1. 積立を設定する(おすすめ): 「次はいつ買うか」を毎回悩むのは、初心者にとって最大のストレスです。毎日〜毎月の自動積立を設定すれば、タイミング判断から解放され、高値づかみも平準化されます。1円〜500円から設定できます(2026年7月時点)。やり方と過去実績のシミュレーションはビットコイン積立のやり方・メリットの解説記事へ。
2. 価格チェックとの距離感を決める: 毎日値動きを見ると感情が揺れて狼狽売り・衝動買いにつながります。長期保有前提なら週1回程度で十分です。価格や市場全体の動き(企業の保有動向など)をまとめて見たいときはDAT企業ダッシュボードが便利です。
3. 税金の基礎だけ押さえる: 保有しているだけなら課税されません。課税されるのは「売却・他の暗号資産への交換・決済に使用」したときで、現行制度では利益が雑所得として総合課税されます(給与所得者は年20万円以下の利益なら所得税の確定申告不要の場合あり。住民税申告は別途必要)。なお2026年3月に約20%の申告分離課税へ移行する改正法が成立済みで、2028年からの適用が有力です(2026年7月時点)。取引履歴は取引所からダウンロードできるので、年末にまとめて確認する習慣をつけましょう。
このほか、長期保有を決めたビットコインを貸し出して枚数を増やす貸暗号資産(レンディング)サービスもあります。貸出中は自由に引き出せない・事業者の信用リスクを負う点を理解した上で、保有が安定してきた段階の選択肢として検討してください。
BitLendingで貸暗号資産を始めるビットコインの買い方に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ビットコインはいくらから買えますか?
A. 国内取引所なら1円〜500円程度から買えます(2026年7月時点)。詳しくは少額投資ガイドをご覧ください。
Q2. ビットコインはどこで買うのが一番いいですか?
A. 金融庁登録の暗号資産交換業者から、手数料・最低購入額・積立対応・アプリの使いやすさで選びます。主要4社の一次情報ベースの比較は取引所比較ランキングにまとめています。
Q3. スマホだけで買えますか?パソコンは必要ですか?
A. スマホだけで完結します。口座開設の本人確認から購入・売却まで、主要各社ともアプリで完了します。
Q4. 買うタイミングはいつがいいですか?
A. 将来の価格は誰にも予想できないため、「良いタイミングを当てる」発想自体をおすすめしません。購入時期を自動で分散する積立が、タイミング問題への現実的な答えです(積立の解説記事)。
Q5. 買ったビットコインはどこに保管すればいいですか?
A. 少額のうちは金融庁登録の取引所に預けたままで現実解です(分別管理・コールドウォレット管理が法律で義務化されています)。2段階認証は必ず設定してください。資産が大きくなったらハードウェアウォレットや複数社分散を検討しましょう。
Q6. 売りたいときはどうすればいいですか?
A. 買ったときと同じアプリで「売却」を選ぶだけです。販売所なら即時に日本円になり、銀行口座へ出金できます。売却益が出た場合は課税対象になる点だけ忘れないでください。
Q7. 銀行口座から直接ビットコインを買えますか?
A. 銀行口座から直接は買えません。取引所の口座に日本円を入金してから購入する流れになります。積立サービスなら銀行口座からの自動引き落としに対応している会社があり、実質的に「銀行口座から自動で買う」体験に近くなります。
Q8. ビットコインを買うと確定申告が必要になりますか?
A. 買って保有しているだけなら申告は不要です。売却などで利益が出た場合、給与所得者は給与以外の所得が年20万円を超えると所得税の確定申告が必要です(2026年7月時点。住民税は金額にかかわらず申告対象)。

