
- 売上高—
- 従業員4名単体 ・ 2026年10月時点
- 資本金—
- 設立—
- 拠点6拠点1都道府県
- グループ会社0社子会社 0社
- M&A0件
吉浦ビルは、福岡市城南区樋井川に本店を置く不動産会社(有限会社)。代表取締役の吉浦隆紀氏が2012年に祖父から築40年を超える賃貸マンション2棟を継いだのが始まりで、最寄り駅から歩いて40分ほどの郊外にあり、継いだ当時は空室率が20%、家賃の滞納は1,000万円を超えていた。
リノベーションした部屋は半年以上決まらなかった一方、手を付けていない部屋を「入居後に一緒に部屋をつくる」条件で募集すると反響が集まった。そこで、家賃のおよそ3年分を改装費としてオーナーが出し、入居者が設計から内装までを自分で決める賃貸に切り替え、2016年からは満室が続く。いまは福岡市内の4棟を公式サイトに載せ、DIY工房「コウボウTeku」、イベントスペース「Willeto」、商店街と組んだ「樋井川テラス」も運営する。所有は27棟210戸、平均築年数は50年と報じられている。
2024年6月、北九州市門司区にある福岡県住宅供給公社の旧畑田団地(1951年竣工、2棟34戸)を、ただ1人の入札者として90万円で落札した。「門司港1950団地」と名付け、家賃月1万円・3年の定期借家・内装は入居者のDIY・材料費は会社が負担という「渋沢プロジェクト」で募集し、2025年5月までに全戸が成約した。電気・水道・ガスの復旧と外壁の修繕は会社が受け持ち、月1回のDIYワークショップを開く。同じ方式で大牟田市の元ラブホテルの再生も始めた。国土交通省の2024年度空き家対策モデル事業に採択されている。
- コンセプト
- 今までの作られた物をただ享受していた暮らしを卒業し、これからは、自分自身の暮らしに合う物を選択し、無い物は造る時代になれたら幸せだと思う。そんな人たちのための住居を。
事業内容
3事業DIYできる賃貸マンション(福岡市)
樋井川吉浦ビル(第1ビル 1973年築・30戸、第2ビル 1976年築・8戸と店舗2)、大橋吉浦ビル(1983年築・20戸)、女性専用のジュネスハイム(1991年築・18戸と店舗2)を貸す。入居日を決めて契約したあと、設計デザイナーと間取りを決め、DIYでできない部分を工務店が先に施工する。会社が負担するのは家賃(管理費込み)の3年分で、その範囲で職人に頼む部分を決め、残りは入居者がDIYでつくる。
渋沢プロジェクト(家賃1万円の再生賃貸)
取り壊し寸前の団地や空き家を安く取得し、家賃月1万円で入居者に改修してもらう。インフラの再開通と外壁などの修繕は会社が行い、居室は手を入れずに貸す。材料費は会社が負担し、月1回のDIYワークショップと個別の手伝いをする。門司港1950団地(2棟34戸)で始め、大牟田市の元ラブホテル(11戸)が第2弾。門司港は定期借家が満了する2027年9月以降、家賃3万円で募集する計画。
地域の場づくり(DIY工房・レンタルスペース)
樋井川吉浦ビルの1階に地域向けのDIY工房「コウボウTeku」を置き、スタッフが作り方や道具の使い方を教える。大橋ではイベント・レンタルスペース「Willeto」を運営する。樋井川テラスは上長尾名店街と組み、福岡市の商店街支援事業を使って古い木造アパートをDIYで改修した「民間の公民館」で、カフェとレンタルスペースを営む。
M&A
0件- 2024年6月旧畑田団地(福岡県住宅供給公社)資産取得福岡県北九州市門司区 / 1951年竣工の公社団地。RC造4階建て24戸のA棟と、コンクリートブロック造2階建て10戸のB棟2024年2月の1回目の入札は応札がなく、6月の2回目にただ1人参加して、2棟を最低入札価格の90万円で落札した。解体には1億円近くかかるとされ、買い手がつかずにいた。「門司港1950団地」と改めた。
拠点
1都道府県 6拠点福岡県6拠点
- 本店本社福岡市城南区樋井川4-8-10
- 樋井川吉浦ビル(第1ビル・第2ビル、コウボウTeku)拠点福岡市城南区樋井川2-2-5
- 大橋吉浦ビル(Willeto)拠点福岡市南区大橋2-3-5
- ジュネスハイム拠点福岡市城南区片江4-20-9
- 樋井川テラス拠点2016年開設2016年開設
- 門司港1950団地(旧畑田団地)拠点北九州市門司区
経営陣
2名吉浦隆紀
代表取締役(2012年〜)2012年に祖父から賃貸マンション2棟を継いだ。継ぐ直前にニューヨークに留学しており、古く不便な場所の建物にも人が集まるのを見た経験から、改装で価値を付ける賃貸を発想したと語る。
取り組み
- 入居者が内装をつくる賃貸(樋井川吉浦ビルほか)
- 樋井川テラス(2016年〜)
- 渋沢プロジェクト(門司港1950団地、大牟田の元ラブホテル)
- 九州で空き家1万戸の再生と、月3万円で九州の空き家を使える「住まいのサブスク」構想
経歴
- 2012年〜吉浦ビル祖父から賃貸マンション2棟を継ぐ
森田英介
社員(大牟田市の物件担当)学生インターンとして空き家のプロジェクトに加わり、大学卒業後に入社。SUUMOジャーナル(2023年)は22歳で株式会社吉浦ビルのCEOに任命されたと書くが、その法人と有限会社吉浦ビルの関係は確認できていない。
経歴
- 吉浦ビル大学卒業後に入社。大牟田市の築50年以上の物件を担当
社史
10件2025
- 2025年5月販売門司港1950団地の2棟34戸がすべて成約
- 2025年3月始動渋沢プロジェクトの第2弾として、大牟田市の元ラブホテル(11戸)の入居者募集を始める
2024
- 2024年11月販売門司港1950団地のA棟24室が満室に(水道・電気・ガスの復旧前)
- 2024年8月始動門司港1950団地の入居者を家賃月1万円(当初3年)で募集し始める
- 2024年7月採択国土交通省の2024年度「空き家対策モデル事業」に採択(福岡県で1件)国土交通省
- 2024年6月沿革北九州市門司区の旧畑田団地(2棟34戸)を90万円で落札し、門司港1950団地とする
2016
- 2016年7月7日始動上長尾名店街と組んだ「民間の公民館」樋井川テラスを開く上長尾名店街
- 2016年出来事樋井川の賃貸マンションが満室になり、以後満室が続く
2013
- 2013年始動入居者が好みに合わせて部屋を丸ごとつくり替えられる賃貸を始め、話題を集める
2012
- 2012年代表交代吉浦隆紀氏が祖父から築40年超の賃貸マンション2棟を継ぐ。空室率20%、家賃の滞納は1,000万円超だった
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